ワイの書いた ECT の case report 未だに読まれてますね

以前にも書いたのだが、私が書いた ECT に関する症例報告は(予想に反して)かなり読まれているようで、某研究者サイトで 400 回読まれたらしい。

日本の主要な施設で使われているのは知っていたのだが、海外でも使われているらしい。提案者としては嬉しい限り。

ところでたびたび若い人から『日本語訳のついた解説書があるらしいのだが、見あたらない』と言われる。

それもそのはず、その解説書は正式な書物や電子書籍の類ではなく、(内容がある種の精神科医には難解だと思い)私がさっとまとめて私の個人ブログに置いてあるだけだから。

案内しておくと、『BioPhysical Psychiatry +』というブログの『フェイザーについて』というページの中段あたりにあります。

『advanced ECT techniques』をクリックすると落とせます。

ご興味のある方は一読を。

 

猪股弘明
精神科医:精神保健指定医
日本精神神経学会 ECTrTMS等検討委員会委員

NetBeans 使い方 FAQ

プロジェクトの JDK を変更したい

Preferences(設定)で以下の画面を出し、赤枠の部分を変更。

今(2022上旬)だと、11 or 17 にしておくのが吉。

なお、Maven も同梱されているのを使いたくなければ、自分でインストール・設定した(MAVEN_HOME の)パスを指定しておく。

 

【OpenDolphin】 商用開発元もデータ移行ツールはなかったっぽい【電子カルテ】

 

🌟 お役御免になった電子カルテ

ちょっと前にネット上で調べものをしていたときにたまたま見つけたのがこれ。

ええと、診療所を開設していた時に OpenDolphin(という電子カルテ)を使っていたが、クローズしたので、保存義務のために環境をそのまま維持してますっていう趣旨の元商用版ユーザーさんの投稿です。

これまでにも何度か書いたが(よく参照されているは『OpenDolphin と電子カルテの3原則とメドレー』)、電子カルテには満たすべき3原則というものがあり、その一つは「保存性」だ。診療録自体に、法令上、所定の期間の保存義務があるため、極めて当然の要請なのだが、基本設計がつぎはぎだらけだと「データを外部に抽出して保存しておく」というのが難しくなる。

商用開発元がここら辺も解決していないようでは売れなくなるのは当然だったかなとは思う。

 

🌟 お役御免になった電カルの再利用

ところで、データベースに対して新規の情報を押し込むのは面倒だが、読み出して再構成するのはそこまで難しくない。
以前に OpenDolphin のデータベースからデータを抽出してブラウザに表示させる簡単なコードを書いたことがある。

試しに患者さんの一覧(もちろんテスト患者さん)とそのカルテ(の途中経過版も含めて)のタイトルを表示させている。
カルテの表示(再構成)は若干難しいとは思うが、原理的に無理ということはない。

お役御免になった dolphin の環境を維持していくのは開業医さんにとっては負担でしかないだろうから、商用開発元はこういったツールを提供したらどうだろう。

もちろん、他電子カルテに乗り換える場合には、データ移行のツールのお世話になることになると思うが、OpenDolphin を最後に閉院ということになれば、こういったツールの方が簡便でいいだろう。

(追記)データ移行ツールに関しては以下の記事を参考にしてください。

Save the DolphinS -OpenDolphin データ抽出ツール・プロジェクト-

(追記2)データ移行ツールの出力を html に対応させました。以下の記事をご参照ください。

OpenDolphin HTML Viewer プロジェクト

 

🌟 お役御免になった電カルを復活させる

たびたび「お役御免」という言葉を使ってはいるが、それは商用利用しているユーザーの話であって、自力運用している施設はある。

私のところにも度々連絡が来るくらいだから、それなりにいるのではないかと推測する。

Java のアップデートなどにも専用の職員さんやら医師自らがメンテしているのはないかと思われる。

ただし、設計の古さは否めず、作り替えの話は度々出ていた。

私も OpenOcean だとか言ってたし、業者さんも別言語でウェブアプリに書き直したいというようなことを言っていた。

ところで、まったく、「たまたま」なのだが、某SNSでその話になったとき、プロトタイプのプロトタイプみたいなものを披露したところ、そこそこは関係者の興味を引いたようである。

こんなやつ。

元々は(これも設計が古くなった)ORCA に一部ウェブから操作できるような改良を加えたものだが、同じコンセプトで OpenDolphin の作り直しを考えて、その雛形?を作成したのだった。

なお、ソースコードは

https://github.com/air-h-128k-il/OpenOceanDolphinBrowser

で公開している。

 

 

猪股弘明
OpenDolphin-2.7m 開発者

 

聴診音クラファンからの・・・OpenDolphin

私がちょっと関係している聴診音絡みのクラウドファンディングが無事資金調達できたため、諸々整備。

聴診音を計測した際に電子カルテに取り込めれば便利だろうと思い、久々に OpenDolphin をデータベースレベルで改変。

なお、OpenDolphin 自体はどんなファイルだろうがカルテ画面にドラッグ&ドロップすれば、そのファイルへのリンクを貼れることは貼れる。(ファイル自体はファイル名が変更された上で所定の位置に移動する)

今回の場合、音声ファイルは .wav になる予定なので、リンク文字列をクリックすると再生までしてくれる(アイキャッチ参照。再生機能自体は Dolphin にはない。Mac だとQuickTime もしくは Music アプリが起動して自動で再生してくれる)

このままでもいいのだが、データベースに押し込めないか検討。

ORM を使ってモデル修正したら、一応、それ用のテーブルと諸々のカラムは自動で作ってくれました。

手順としては、

・適当なクラス Hogehoge を作り、その内容を d_sound というテーブルに永続化できるような Java コードを書く
・Hogehoge にはデータ保存用の変数を入れておく

だけです。
定義さえ適切ならば、後は ORM がよしなにやってくれます。

実際、使うかどうかは微妙なんですが、まあ、こういうこともできますよってことで。

 

猪股弘明
OpenDolphin-2.7m 開発者