Anaconda Python のインストール記事は数多くあるが、実務的な使い方はそんなに多くない。
『Anaconda Pythonのインストールと仮想環境の作成 for Mac』
あたりで、しっかり仮想環境の作成までやっておくこと。
その後、モジュールをインストール。これも上の続編
『Anaconda Pythonにモジュール(numpy, matplotlib)をインストールする for Mac』
を参考に。
ただし、MacOS Ventura 環境ではデフォルトでは python は入っていないようだ。
python は anaconda 環境のみでしか使わないということであれば、その都度 anaconda 環境の python を呼び出した方が何かと混乱は減るように思うので、この流儀に従った方がいいかも。
conda activate
で、base の仮想環境が立ち上がる。この状態なら python は普通に使える。
あるいは以下の方法でもいいらしい。ワイはこの使い方は今のところしていないが。
anaconda インストール時には、まだ python は使えるようになってはいないので、ターミナルから
/(user ホームなど)/opt/anaconda3/bin/conda init zsh
と打ち込み、ターミナルを再起動しましょう。
以降、python などのコマンドが使えるようになります。
(『MacOS 版 Anaconda のインストール』参照)
conda と pip の使い分け
例えば、波形解析でよく使われる librosa は現時点(2023/2 月)では conda のチャンネルにはないので、pip install で入れる必要がある。
正しくインストールできていれば、anaconda navigator からでも下のように認識してくれるようだ。
なお、librosa の紹介記事のサンプルなどで
y, sr = librosa.load(librosa.util.example_audio_file())
というのがよく出てくるが、現在はこのメソッドは使えない。
また、Mac では .ogg ファイルが読み込めないようだ。(ffmpeg を入れておけば大丈夫っぽいです)
jupyter notebook の保存先フォルダ変更
デフォルトでは、ホーム直下になるので、ホームが乱雑になる。
『【Mac】jupyter notebookのディレクトリ変更方法』
で適宜変更しておくと良いだろう。