最近では見かける機会も減ってきた Perl という言語だが、レガシーなプロジェクトでは使われていたりする。
MacOS では標準で搭載されている
ちなみに MacOS では標準で搭載されている。
ターミナルで
which perl
とタイプすると
/usr/bin/perl
と返ってくるはずだ。
バージョンもチェック。
perl --version
とすると
This is perl 5, version 30, subversion 3 (v5.30.3) built for darwin-thread-multi-2level
(with 2 registered patches, see perl -V for more detail)
Copyright 1987-2020, Larry Wall
(以下略)
と返ってくる。v5.30.3 だそうです。
ターミナルでハロワ
動作確認。
perl -e 'print "Hello, World\n"'
もちろん Hello, World と表示される。
へえ、動くんだ。
スクリプトファイルを書いて実行
ターミナルで対話モードで使うことは稀だと思うので、スクリプトファイルを書いてみる。
perl といえばテキスト操作だと思うので、まずはフォルダを作る。
(mkdir.pl)
#!/usr/bin/perl
use warnings;
use strict;
print "mkdir test\n";
my $dir = "testdir";
mkdir $dir
or die " fail: $!";
print "$dir has been created\n";
ワイは、エディタはもっぱら Visual Studio Code を使っているが、cmd + N で新規ファイルを作成して、上のようにタイプし、保存。
実行権限を適当に与えて ./mkdir.pl として実行させるとこのフォルダ階層直下にフォルダをつくってくれた。
確かに便利っすね。
なお、my はローカル変数らしいのだが、perl は歴史的経緯でこれをレキシカル変数というのだそうだ。
Perl について
より本格的に使い始める前にいくつか基本事項。
公式サイトは https://www.perl.org/ 。
本格的に使うのであれば、モジュール CPAN は必須のようだ。
なお、CPAN は Comprehensive Perl Archive Network の略。
ただし、ファイル操作の基本的機能はデフォルトで使えるっぽい。
コメントは # しかないようだ。
複数行でも # を使うのが正式ルールらしい。
ただ、POD 形式というものがあり、
=pod
comment
Perl ignores this line
=cut
とすると解釈時には無視してくれるらしく、デバッグ時にはこれをコメントとして使っても問題はないようだ。
(続く)

