最近、すっかりご無沙汰の Qt。
睡魔と戦いながら、boost と Qt をインストール。
経験ある人ならわかると思うが、両者のインストール時間は極めて長い。
薄れいく意識の中、操作をしていたので、起きたら、どこに Qt をインストールしたのかわからなくなったw
デフォルトだとホーム直下に Qt というフォルダがつくられ、その中に Qt Creator がある。
ライセンス
わかりにくいと評判の Qt で作成したアプリのライセンス。
ええと、これ、Qt でスタティックライブラリでアプリを作るのでなければ、LGPL っすよね。
Qt で作成した部分に関しては、公開の義務なし。
「スタティックライブラリでなければ」と書いたが、公式にもスタティックのライブラリ群は提供されておらず、意識的に(かなり苦労して)スタティックライブラリでアプリを構築する以外はダイナミックリンクで作成せざるを得ない。
実質、LGPL っすよね。
なんであんなわかりにくい書き方するんだろ?
サンプル
なんやかんやで環境は整ったので、サンプルを実行。
M1/M2 Mac でも普通に 3D が描画できているのはエラい。
基本事項のおさらい
IDE は Qt Creator だが、ビルドシステムで qmake を選んだ場合は qmake で ****.pro を走らせている。
実際にはもうちょっと複雑なビルドシステムになっている。
なお ****.pri は PRojectInclude ファイルの略。
Qt6 からは、ビルドに cmake を選べるようになった。この場合は、当然、CMakeLists.txt を使っている。
試しにこちらのオプションでハロワしたが、いや、ほんと、普通の cmake プロジェクト。