DCMTK Ver 3.6.7

ちょっと前に twitter でも触れたのだが、DICOM 解析用のライブラリ DCMTK が Ver 3.6.7 にアップグレードされた。

このバージョンでは、ネイティブで arm Mac にも対応したので、早速、 M1 MacBookPro でビルド。

一部の機能を HorliX に搭載した。

ところで従来の HorliX のビルドシステムはお世辞にも洗練されているとはいえず、これを機会にかなり手を入れた。

ユニバーサルバイナリ(一つのバイナリファイルで Intel Mac と arm Mac で動作可能なファイルをこういう)まで一回のビルドでできれば申し分ないのだが、各種設定が面倒なため、当面は arm アーキテクチャにしぼって対応を進めていく予定だ。

(追記)やはり、ユニバーサルバイナリは、アーキテクチャ毎にビルドして、lipo コマンドで、それらを一つのファイルに落とし込む、というのが基本のよう。

デスクトップアプリ単体なら、一度に生成する、というのもなんとかなるかもしれないが、horlix のようにソースコードの大半がライブラリという場合は、やめておいた方がいいでしょう。

(続く)

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